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一般的に住宅を購入されるタイミングは「ライフステージの変化」によるものが中心です。
①結婚
夫婦の共有名義で住宅ローンを組めば借入可能額が増え、選択肢が広がります。若ければ若いほど返済期間を長く設定でき、毎月の負担を抑えながら無理なく返済することができます。
②妊娠・出産
夫婦二人なら利便性重視で考えていた住環境も、子育てに適した環境や子ども部屋の確保など、家族の将来を見据えた住まい、間取りやエリアをじっくり考え住み替えをご検討される時期です。賃貸住宅からマイホームへとお考えになる方も多いです。
③子どもの進学
通学の負担軽減や教育環境を考え、お子様の進学のタイミングで家を購入するケースも多く見受けられます。
④子どもの独立
子どもが独立すれば広さや部屋数は不必要で、夫婦二人で住むことや利便性を重視した環境へと住み替えを考えるケースも少なくありません。ご年齢によっては住宅ローンの利用は厳しくなるため、自己資金も考慮した上でご検討ください。
⑤定年退職
退職後の新たな人生のために住み替える方もいらっしゃいます。上記「子どもの独立」同様夫婦二人の生活を基盤とした住まいを選ばれるケースが多いです。退職金を充当するなど、自己資金や老後資金の考慮が必要です。
その他「知人が家を購入した」「家賃がもったいないと思った」なども購入のきっかけになります。しかしライフステージによって必要な住宅は異なってきますので、家族の人数やライフスタイルが定まらないうちは慎重にご検討ください。
逆に購入に向いていない時期は転職直後。住宅ローンの審査が通りにくいですし、収入が安定しないと返済が困難にもなりかねません。ある程度収入が安定してからのご検討がリスク回避につながります。
ちなみに住宅購入時の全国平均年齢は44.8歳、平均世帯年収は約660万円(マンション購入の平均世帯年収955万円、中古戸建536万円)です。物件価格の目安は年収の5~7倍と言われています。しかし家族構成や自己資金により異なりますので、あくまで「無理なく支払い続けられる額」であることが大前提です。
最近の動向として特筆すべきは30歳未満の若い世代の住宅購入が急増していることです。これは「フラット50」という最長50年の住宅ローンが登場し、従来の最長35年より15年も長くなり、月々の返済額をぐっと抑えられますので、賃貸住宅よりも資産となる持ち家を選ぶ若い層が急増したからと考えられます。今現在不動産価格やローン金利は引き続き上昇傾向にありますが、住宅ローン控除制度も利用できますし、一般的なローンに比べれば住宅ローンの金利はまだまだ低いです。よってこれからのライフスタイルやローン返済の見通しが立てば今は「買い時」と言えそうです。
サンエイジではお一人お一人のライフプランを共に考えながら、現在と将来を見据えた家探しをお手伝いいたします。フレッシュなご夫婦、子育て真っ只中のご家族、より快適に過ごしたいご年配の方々…サンエイジにお声掛けくださった皆様が笑顔で新生活を迎えられますよう尽力いたします。
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