交流型賃貸住宅「ソーシャルアパートメント」 - 高槻市の不動産買取・売却・仲介|株式会社サンエイジ

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2025年7月1日

交流型賃貸住宅「ソーシャルアパートメント」

TERMINALS高槻(公式HPより)

2025年8月、大阪市内初のソーシャルアパートメント「TARMINALS新大阪」が開業、現在入居者募集中とのことです。「ソーシャルアパートメント」㈱グローバルエージェンツ(東京都渋谷区)

ソーシャルアパートメントとは一人暮らし用の個室に加え、ラウンジ・ワークスペース等の充実したパブリックスペースが付帯した住人間の交流ができる交流型賃貸マンションのことで、シェアハウスと比較すると、よりプライバシーが守られより多くの入居者との交流が可能です。また共用部の掃除や管理は運営会社がやってくれるので清潔で安心です。シェアハウスほどの入居者同士の交流はなく、ベースは一人暮らしでコストもかかりますがメリットもあります。

ラウンジや大型キッチンには高級な家具家電が揃っていたり、リモートワークにも最適な設備が整っていたり、一人暮らしではとても叶えられない快適な環境を無料で利用できます。利便性や機能性だけでなく適度な距離を保ちながら住人同志の交流が可能で、孤独になりすぎない新しいライフスタイルが実現しそうですね。毎日職場と家の往復だけ、出会う人にも限りがある、なんて方も少し共有スペースに立ち寄ると気晴らしになるかもしれません。

実はこのソーシャルアパートメントが大阪府下で最初に誕生したのは「TERMINALS高槻」なんです。JR高槻駅から徒歩5分程の天神町2丁目に2018年10月にオープンしました。わずか3カ月で55室が満室になったそうです。「TERMINALS高槻」

私は「今の若い人たちはSNS等を活用しスマホを介してつながるが、対面コミュニケーションは苦手」というイメージを勝手に抱いておりましたが、そうではないということがわかりました。ソーシャルアパートメントの入居率は非常に高く、若者のニーズの高さが伺い知れます。通常のワンルームマンションであれば「隣の人の顔も知らない」なんてこともよくあると思いますが、それより住民同士気軽に挨拶ができたり、ちょっとした会話を楽しめたり、そういったことから孤独から解放されるだけでなく安全面や災害時にもきっと役立つことがあるでしょう。

’ご近所さんへのご挨拶’は小さな一歩かもしれませんが、こういった積み重ねで「世知辛い世の中」から「人に優しい、暮らしやすい世の中」に少しずつ変化すると良いですね!