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2025年10月14日

地震に強い住宅選び【高槻市版】サンエイジ

(↑様々な防災機能を兼ね備えた古曽部防災公園)

はじめに

「地震に強い家を選びたい」「耐震性ってどうやって見分ければいいの?」
そんな不安を持つ方は多いのではないでしょうか。

高槻市は、2018年の大阪北部地震で大きな揺れを経験した地域。
それ以降、住宅購入の際に「耐震性能」を重視する方が増えています。

この記事では、地震に強い住宅を選ぶための5つのポイントを、高槻市の地域特性と実際の事例を交えて解説します。


🏠 チェック1:耐震等級を確認する

  • 耐震等級は「1〜3」まであり、等級3が最高ランク(建築基準法の1.5倍の強度)
  • 住宅性能表示制度で確認できる
  • 新築住宅なら「耐震等級3+制震構造」がおすすめ

👉 高槻市では、2018年の地震を機に耐震等級3の住宅が増加。特に「阿武山」「日吉台」などの新興住宅地では高耐震仕様が主流です。


🧱 チェック2:構造・工法を見極める

  • 木造住宅:構造材の太さ・接合金物の強度が重要
  • 鉄骨造(S造):軽量鉄骨より重量鉄骨の方が強度が高い
  • 鉄筋コンクリート造(RC造):耐震・耐火性能が高く、マンションでは主流

👉 木造でも「在来工法+耐震金物補強」「2×4(ツーバイフォー)構造」は地震に強い設計です。


📐 チェック3:地盤の強さを確認する

  • 地盤が弱いと、建物がどんなに丈夫でも被害を受けやすい
  • 自然地盤(山地・台地)か、造成地・埋立地かを確認
  • 地盤調査報告書をチェック(新築時は必須)

👉 高槻市では「高台の阿武山・日吉台」などは地盤が比較的安定。
一方、「芥川沿い」や「氷室町」「下田部町」周辺は地盤が柔らかく、液状化リスクがあるため要注意です。


🪵 チェック4:建物の形とバランス

  • 正方形・長方形などシンプルな形の建物は揺れに強い
  • L字型・コの字型は揺れが集中しやすく、耐震壁の配置に注意
  • 屋根が重い瓦よりも、軽量屋根材の方が安全性が高い

👉 高槻市内でも古い瓦屋根の住宅が多い地域では、屋根の軽量化リフォームを行うことで耐震性を改善できます。


⚙️ チェック5:制震・免震技術を取り入れる

  • 制震構造:地震エネルギーを吸収(揺れを半減)
  • 免震構造:建物と地盤を切り離し、揺れを伝えにくくする
  • リフォームでも制震ダンパーを後付けできる

👉 実際に「阪急高槻市駅近くの木造2階建て」で、制震ダンパーを設置したところ、地震時の揺れが体感で約半分に感じられたという事例もあります。


Q&A:よくある質問

Q. 高槻市で地震に強い住宅地はどこですか?

A. 一般的に日吉台・阿武山・塚原エリアなどの高台住宅地は地盤が安定しており、建物の被害が少ない傾向があります。
一方で、川沿いや低地(芥川町・南庄所町など)は揺れやすい地盤が多いため、地盤改良が重要です。


Q. 中古住宅でも地震対策はできますか?

A. はい。次の方法で耐震性を高められます。

  • 耐震診断を受けて、弱点を把握
  • 壁の補強や基礎の補修を行う
  • 屋根の軽量化や制震ダンパーを設置

👉 サンエイジでは「中古+耐震リフォーム」の相談も多く、コストを抑えつつ安心できる住まいづくりをサポートしています。


まとめ

地震に強い住宅を選ぶには、次の5つをチェックしましょう。

耐震等級(等級3が理想)

構造・工法(木造でも補強すれば安心)

地盤の強さ(高槻市では高台が安定)

建物の形と屋根の軽さ

制震・免震技術の導入

高槻市は地震の経験から耐震意識が高い地域です。
安心して暮らすために、住宅購入前に「耐震性」「地盤」「施工会社の信頼性」をしっかり確認しましょう。


お問い合わせ

サンエイジでは、高槻市の地震リスク・地盤情報を踏まえた住宅選びをサポートしています。
「この家は地震に強い?」「耐震リフォームは可能?」など、お気軽にご相談ください。

👉 [地震に強い住宅の無料相談はこちら]


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