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2023年6月13日

不動産Q&A タワマンは買って正解?

高層階に住む魅力やラグジュアリー感、眺望の素晴らしさなど、タワーマンション(通称:タワマン)に憧れる方は多いでしょう。一方で、高層階に住むことならではのデメリットもあるため、物件選びは慎重に行う必要があります。

この記事ではタワマンのメリット・デメリットを解説し、タワマンを購入する魅力を紹介します。タワマンの購入を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

タワマン(タワーマンション)とは

タワマンに住むメリット

タワマンに住むデメリット

タワマンが向いている人

タワマンは資産としても魅力的

タワマン(タワーマンション)とは

タワマン(タワーマンション)とは、高層階建てのマンションのことを指します。

タワマンの定義については曖昧な部分もありますが、一般的には平成29年度税制改正で通達された「居住用超高層建築物に係る固定資産税額の計算の見直し」によって定義されている「高さが60mを超える建築物のうち、複数の階に住戸が所在しているもの」がタワーマンションとされています。高さ60mというと、概ね20階程度です。そのため、タワマンといえば20階以上の高層マンションのことであると考えてよいでしょう。

タワマンは大都市圏を中心に建設が進んでおり、多くの人々にとって憧れの住まいとなっています。

タワマンに住むメリット

タワマンに住むメリットとしては、次の8つが挙げられます。

  • 眺望の良さ
  • 日当たりや風通しが良い
  • 虫が来ない
  • セキュリティが強い
  • コンシェルジュがいる
  • 防災・耐震性能が優れている
  • アクセスが良い
  • 資産価値が高い

まず、タワマンの一番の魅力は、眺望の良さです。高層階であればあるほど、景色をたのしめます。また、高層階にあることで、周囲の建物や樹木に阻まれることなく、日当たりや風通しが良いことも特徴です。また、高層階はハエや蚊など害虫の居住可能域から外れるため、窓を開けっ放しで過ごしても家の中に害虫が入ってくることはほとんどないでしょう。

さらに、タワマンはセキュリティがしっかりしており、盗難や侵入などのリスクが低いこともメリットです。タワマンのエントランスには居住者用のコンシェルジュが設置されていることも多く、日常のお困りごとにも対応してもらえます。また、高層建物であるため防災対策も徹底されており、地震などの自然災害に強い建物であることが多いです。

加えて、タワマンは駅や商業施設に近いエリアに建設されることが多く、各交通機関へのアクセスが良いこともメリットといえます。

これらのメリットがあるため、タワマンは高値で売買されることが多いことも魅力です。居住用に所有しているタワマンにも、投資用資産としての価値があることは覚えておきましょう。

タワマンに住むデメリット

タワマンには多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットもあります。代表的なデメリットは次の4つです。

  • 地震の揺れを強く感じる
  • エレベーターが不可欠
  • 管理費が高い
  • 購入価格が高い

まず、高層階に住むことで、地震による揺れが強く感じられることがあります。耐震性能上は問題ありませんが、人によっては恐怖に感じることもあるでしょう。

また、高層階に住むということは、エレベーターを利用することが必要不可欠です。エレベーターの故障や停電などによって生活が制限される可能性があることもタワマンならではのデメリットでしょう。

さらに、タワマンに住む場合、一般的なアパートなどと比べると管理費が高くなることが多いです。共用部分の管理やメンテナンスが必要不可欠であるため、管理費が高額になることは必要経費として覚えておきましょう。

マンション自体の建設費用が高く、利便性も良いことから、一般的な住宅に比べて価格が高いこともデメリットのひとつです。ただし、メリットとしても紹介したように、売却時には更に高額で売れる可能性もあります。

タワマンが向いている人

ここまで紹介したタワマンのメリット・デメリットをふまえ、タワマンが向いているのは次のような方です。

  • ラグジュアリーな生活を求める人
  • 交通アクセスが良い場所に住みたい人
  • 居住用物件に資産価値も求める人

タワーマンションは、高級感のある外観や内装、充実した設備など、ラグジュアリーな生活を送るにはもってこいです。そのため、贅沢な暮らしを求める人にとっては最適な選択肢といえるでしょう。

また、タワーマンションは都市部に建てられることが多く、交通アクセスが良いことが特徴です。駅やバス停からのアクセスも便利であるため、都心部での暮らしを考えている人には最適な選択肢となるでしょう。自動車を持つ必要もないため、省エネ生活にも寄与できます。

加えて、居住用物件に資産価値も求める人も、タワマンが向いています。タワマンはその利便性やラグジュアリー性から、需要が衰えることがほとんどありません。数年~十数年暮らした後、購入額より高い金額で売却できることもあります。

タワマンは資産としても魅力的

タワマン最大の魅力は、その資産価値にあるといえるでしょう。眺望やセキュリティ対策など居住性の良さはもちろん、交通機関へのアクセスが優れていることから、タワマンの需要は築年数に左右されず高止まりする傾向にあります。そのためタワマンに住むことで、不動産売却時に高い利益(キャピタルゲイン)が期待できるケースも多いです。

ただし、不動産査定価格はタイミングによって差がでることもあります。売却を検討する際は適切に情報収集することが重要です。

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